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クリーニングお役立ちコラム

Cleaning Tips

『汚れ』って結構複雑なのね。

汚れとは?

汚れは何でできている?

そもそも、汚れは何からできているのでしょうか?

日常生活での汚れは大きく分けて2つあります。

 

●人体からの汚れ(汗、皮脂、尿、血液など)

●人体以外からの汚れ(ホコリ、泥汚れ、鉱物、金属加工物など)

 

今度は汚れを性質から分類してみます。

 

●水溶性汚れ(水に溶ける)=水洗いで落ちやすい

    タンパク質・アンモニア・尿素・でんぷん・糖類など

●油溶性汚れ(有機溶剤に溶ける)=ドライクリーニングで落ちやすい

    油脂・化粧品・食用油・機械油など

●不溶性汚れ(水にも有機溶剤にも溶けない) 

    泥汚れ、スス、セメントなど

    

また、うっかりつけてしまう「シミ」はまた別の汚れと言えるでしょう。

「シミ」もいろいろありますよね。一番多いのが飲食物。ジュースやお茶、コーヒー、みそ汁、醤油、ケチャップ、中華料理のソースや煮物の汁 などなど。また、化粧品やボールペン…さまざまな原因がありますね。

 

これらの「シミ」がさらに空気中の酸素や浮遊物、紫外線と結合し化学変化を起こしたものや人体から分泌する汗や皮脂汚れなどと結合し変化したものは、通常のクリーニングでは落ちません。汗をかいて、お化粧が落ちて、首につけた香水も混ざった襟汚れは、もうそれはそれは手におえない汚れというわけです。

 

このように、『汚れ』はいろいろな物質がさまざまな変化を起こしたものなのです。

汚れてしまったらなるべく早くお洗濯をすることが、すっきり『汚れ』を落とす一番の方法です。

たとえ一度でも着用すれば体の汚れがついてしまいます。大切な洋服を長く着るために、お家でお洗濯できないものは早めにクリーニング屋さんにお願いしてみてくださいね。

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